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今日は本来なら朝から鳥獣戯画展の予定だったけど、精神が限界だったのでキャンセル、午後から美容院に行った。就活の準備のため髪を暗くした似合わない。前髪を念願のラウンドカット?にした。

 

私は前にも書いたけれど美容院でシャンプーされるのが大好き。行きつけの美容院がなく割と転々としているけど、シャンプーの時間をしっかりとってくれる&あまりぐいぐい話しかけてこない美容院グループがあるので、その系列店を巡ることが多い。今日もそこに行った。

 

 

話逸れるけど苦手な美容師(院)あるあるを書くね、

・アシスタントに強めに指図するところを見せつけつつ私ら客には接客スイッチをきちんと入れることで、「プロ」感を出してくる奴

・なんか色んなところに顔出してせわしなさを見せつけつつ私ら客には「ごめんねごめんね!でさ〜」と当たり前のように続きを話し出す(という姿勢)をとることで、「プロ」感を出してくる奴

・なれなれしいアシスタント

・鏡と椅子ならなんでもよいだろというスタンスで適当なものを使っており、この空間に入る限りの金づるは全員収容してやるぜ!みたいな座席配置をしている店

・写真撮影→インスタをフォローさせるの流れに対する意識が高すぎて、デート中なのにのちの性行為のことで頭がいっぱいの猿みたいになってる奴

 

 

で、アシスタントの人がシャンプーをやってくれたんだけどさ、マッサージの時間がもんんんんんんんのすごい長い。

 

いや、気持ちいいし至福の時間ではあったんだけど、長すぎて

「もしかして私が聞いてなかっただけでヘッドスパのオプション付けちゃったのかな…お金取られるやつ?」

とか

「これ私がもういいですよ〜っていうまで終わらないのでは…?」

とか葛藤が止まらんよ。後頭部から指が離れるたびに次は触られませんように次は触られませんように…って祈ってはまた指圧再開されて絶望を繰り返したよね。

 

15分はあったね、席戻って時計見たら大体30分経っていたので多分本当にそうだった。おそらくこの系列店、シャンプーの時間は30分という方針なのよ、経験上。だから、時間配分を間違えて半分マッサージになっちゃったんだと思う。わかる。15分ってそんなもんかとなるかもしれないけど、シャンプー台で目瞑って終わりの見えないマッサージを無言で15分されるのはマジで怖いよ。

 

まあまずシャンプーを16プッシュしてた(数えた)時点で!?????とはなっていたし、シャンプーの力加減強すぎて椅子を含めた全身がゆっさゆさ揺れたのも人生で初めてだったけど!

 

 

あー変な体験だったな、世の中にはこんなに面白い奇人がいるんだなあ…。でもかっこよかったしオーラがイケてたし全然ヤバい感じ出してこない。多分あの人もその親しい周囲もこのヤバさ気づいていないんだろうな…赤の他人にだけシャンプーを通じて伝わるの面白いなあ。