ちゃんとしたい

弾性のあるゲロ

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また濱口竜介の映画を観に行った、過去1番好きな作品だったと思う。最後にトークショーで質疑応答があったんだけど、自分の質問に自信がなくて手を挙げられなかった。けど当たった人は「それ濱竜至る所で回答しているよ…」みたいな質問内容だったし、濱口竜介は優しいので毎回真摯に答えていて、後悔した。自分のセンスを見せつけるために質問しようとしてたのかもと思って…。濱口竜介に性欲の描き方、愛と滑稽さのバランスについて質問するのが今後のひとつの夢?目標になった。

 

私はインタビューを読むのが好きだし、キザな本質じみたことを言ったり聞いたりするのが好きだし、インタビュアーにずーっとほんのり憧れている。今日映画を観て気づいたんだけど、これもしかしたらちょっとだけ私の将来の夢なのかもしれない。でも話聞くの上手くない、テクニック面でも他者に向き合うという点でも。

小学生の頃はもろに親の影響で編集者になりたいと思っていて、まあ自分の趣味嗜好にそぐわない職業でもないのでそのまま考え直す機会もなく、高校生くらいから「編集者になりたい、いや編集者という仕事の周辺の要素は好きだけど、特段本好きでもないし、別にそんなになりたくはないな?でも、その辺の職業に近いことを学んだり考えたりはしている…。」みたいな状態。メディア、他者、身体、生活、欲、言葉、コミュニケーション、記録、フィクション、消費、映像が好き。

で、インタビュアーになりたいかもと思ったけど、インタビューって結局ライターとか編集者の仕事の一環だから、堂々巡りになるんだよね。自分のやりたいことはいくつかのジャンルに抽象的に偏在していて、それを全て網羅すると結果的にやりたいこととはかけ離れてしまう。人の話は聞きたいけど、自分の解釈だってぶつけたい。

ついこの間親に就活したくない〜って駄々こねてたら「院行くか、バイト先に雇ってもらうか、芥川賞で一攫千金狙うかしかないよ!」と言われたのが妙に印象に残っている。冗談とは分かりきっているけど、冗談でもあまり芥川賞という単語は労働関連の会話に使わないというか、編集者ってナチュラルに小説という選択肢が生活に登場するんだなって思った。小説は、教養と語彙力がないから書けないと思う。文を書くのは好きだけど、書くよりも要約するほうが得意。熱いものがないから書けない。物語が好きだな〜、小説ではなく。物語だけで人生をバクバク食っている。(今日映画観る前にもちょうどそのことを考えていたんだけど、アイドル楽曲って生身の人間が身体使って物語を徹底してくれるから好きなんだな〜。だから、tommyや清竜人のファンシーさメルヘンさが好き。)それって下世話なんだけど、どうにか、物語を楽しんでお金を稼ぐことってできないのかなあ、やっぱり、私何か書いてみようかな。手を動かさないから頭でっかちで空っぽなんだろうな。

 

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濱口竜介…。2枚目の画像で私が今日聞きたかったこと若干言及しているな。