今日は楽しい1日だった。楽しいから長いよ。2000字くらい。
↑引きのあるサムネ（YouTuber風）
まず、朝早起きしてシズラーへ。開店10分後くらいに到着したのでめちゃめちゃ空いてて、店員さんも多くて恥ずかしかった。いつものランチエクスプレスではなく、何回でも食べられるプレミアムサラダバーにした。クーポン使って2000弱くらい。
あの、すごい優雅だった。喫茶店でコーヒーを飲むかのような優雅さ。ランチエクスプレスのときは自分の好きなものを最大限山盛りにしているつもりだったが、それって、片付けていない部屋のまま生活を頑張るみたいなことでしかなかったんだなって…脳の容量が2皿しか残っていなくて、無理やりエンジンかけてたんだなって…。食べるものが全然違かった。限りのあるいつもより、むしろ今日のほうが気持ちの悪い嗜好があらわになった感じがした。
デリサラダがめちゃめちゃおいしい。人参のサラダと、その横のクスクスのサラダ（オレンジ粒々）が特によかった。人参は3回おかわりした。人参、ナッツ、パクチー、レーズンの味が調和していた。
おしぼりと盛り付け汚くてすみません。カレーがうめゃい。レトルトのジャンキーな味。チーズ好きなだけ足した。そしてそして、クリーミートマトスープ？が今回の大ヒット。これも、3杯飲んだ。飲みすぎた。
あとはパンケーキを食べたり、日記を書いたりして、ちょうどいいお腹具合で退店した。案外、2000円のほうが食べる量が少なかった。
そのあと、三鷹で古本屋巡りを4、5時間した。たしか6軒行ったかな。三鷹はまあまあ降り立つが、古本屋が多いとは知らなかった。普段はブックオファー（自我のない整列された棚たちを隅から隅まで吟味して、自我のある選書をするのが好き）だから、久しぶりに自我のある本棚をみて楽しかった。
古本屋あるある、村上春樹は短編集だけ置いている。ブックオフの「とりあえず宮部みゆき揃えとくか」と同じ感じで岩波文庫を置いている。
私は服を買うのが苦手なんだけど、その大きな原因はそもそもそんなに服を欲していないことにある。同じ服・組み合わせばかりだな（→やっぱり、よくないのかな？）と思って、明確な意図を持って買いに出かけても、心の底では欲望していないからピンとこない。特にスカートや靴は、単体で見ても意味不明すぎて、柄や色に特徴がないと何も感じられない。
そしてタチの悪いことに、店、いや服や社会は圧をかけて焦らせてくる。「こんなに色とりどり様々な服があるのに、おまえはな〜〜〜んにも欲しくならないんだ…へえ…変なの😒」ってな感じに。小学生の頃なんて、親と買い物に来たイオンモールやしまむらで、どんなに時間をかけても欲しい服がなさすぎて、プレッシャーでよく泣いていた。未だに、よし今日はショッピング！と気合を入れて数時間服屋を巡っても、大半は何にも買えずにコンビニでお菓子だけ買って帰宅する。
だけど本は、色とりどり様々並んでいても、圧力を感じない。欲していなくても許される。それは大型書店でもブックオフでも古本屋でも同様に。かろうじて、面白いかもよ…って囁いてくるくらい。何故かはわからないや、やっぱり文字だけだからなのかな。だから今日は、歩き疲れはしたけれど、どんなに本を見ても心は疲れなかった。
あ、あと、途中で太宰治展？も見た。太宰治ほぼ読んだことないけど。
菊池寛など有名人たちが住所を手書きしているアドレス帳の、いい意味でのオーラの無さに感動した、あと太宰作の絵がかなりうまくて本当に天才なんだなと思った（これらは撮影禁止だった）。
歩き疲れてチェーンの喫茶店に入り、アフォガードのおいしさを知った。小津安二郎の映画を半分観た。
スパでも行きたかったが、生理だから無理だった。今日が楽しすぎて、どうしてもお酒を飲みたくなって、久々に缶とおつまみを買って帰宅した。
完璧にお酒と夜を楽しみたいから、帰った瞬間全速力で部屋を片付け、入浴を終わらせ、蝋燭と香水をつけ、電気を消し、カーテンを開けた。最高の気分で一口目を飲んだ。だがカロリーを気にして買ったお茶割りがまずすぎる。まずい、クソマズ、まずすぎるなどで検索してしまった。でもほろ酔いたくて頑張って飲んだ。まずかった〜…。飲み食いしながら、小津を最後まで観た。そして今、これを書いている。
長々と書きすぎて、折角のほろ酔いが抜けつつある。蝋燭も燃え尽きた。これが終わったら、もう1回蝋燭をつけて本を読むね。
今日買ったのは結局この1冊だけ。よくツイッターで（多分mihoさんのいいねとかで）流れてくる彼女の詩が、ツイッター上で見ても濃度が落ちないままに素晴らしかったので、前から詩集を探していた。書店ではほとんどなかった。だから見つけたのが嬉しくて、思い切って初っ端から全集、しかもII。でも4000円が1500円だったから良し🥰
そういえば最近人と会ってないな〜と思って確認したら7/24が最後だった。自分の時間感覚＆人間関係のペース配分に驚く。でもこれが自然でこれが私。このリズムが許されるのもある意味大学生の特権なんだな。誰かといるときも楽しいし、1人でいるときも楽しい。今日は良い日だったな。
