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今日も意気揚々と予定に出陣したが、めまいで退散。そんなひどいめまいじゃないけど、しゃがんだり寄りかかったりしていたら周囲を実態以上に心配させてしまった。申し訳なくて帰った。うーん。リップモンスター即落ち。なんでやねん。明日も試してみよう。

読むのがもったいなくて溜めていた村田沙耶香を最近ハイペースで消化している。今日は『授乳』。過去一くらいで共鳴した。性的な異常者ぶっているとかではなくて、なんか、もっと根底の部分でわかる。なにもかもが膜で、全部自分の世界で泳ぐしかなくて、誰にも介入させねえ、みたいな。それがもっと大衆的になったのが『コンビニ人間』だと思うんだけど。でも、村田沙耶香はそんなふうに人間をぽわぽわした幻想に留めないでちゃんと現実(や生命や血)をぶつけて破壊させて追い詰めて追い詰めて追い詰めたその先までどどどどっと書いてくれるから本当にエネルギーと根気の権化だと思う。解説がすごいよかった。授乳(に入っている短編たち)、村田作品の中で2番目くらいに好きかも。1番は地球星人。なんか村田沙耶香っていつも経血(初潮)のことをあまりに生きた文章で書くから、自分がピルでコントロールしていることに少し引け目感じる。やめないが。

うわ、なんか今日キモブログ