ちゃんとしたい

弾性のあるゲロ

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ちょうど今テレビで、21歳の女性ゴルファーがなんかの大会で優勝した、ちなみに彼女は連日大好物の牛タンを食べて力をつけていたらしい、というニュースが流れていた。

 

あ〜渋野日向子的なのと将棋の昼食的なのの融合よね、あるあるこのパターンと思っていたのだが、リポーターの「今回の優勝は牛タンパワーですかー?」って台詞で超驚いてしまった。

 

ありふれているから質問自体には驚いていない。こういうのはヒーローインタビューという形の台本ありの演劇をするようなことだと思っていて、だからお決まりの流れや同じような意気込みや喜びの表現、常套句が使われているんだとも思う。

でもね、その演劇を何百回とやってきたであろうリポーターの台詞の言い回しがまあすごかったの!こういう類の質問ってワイドショー的ユーモアまたは軽い若い子いびりのニュアンスを含んでいるはずなのよ本来。なのに型に慣れすぎたせいでもう台詞がね中が空洞の延べ棒みたいになってた。面白くないしめんどいけど一応やっとくか〜の段階(延べ棒ほど見かけの質量がないペラペラの段階)も通り過ぎていた。

 

だから棒読みともまた違うのよ、声色は露骨に興味ない感じでもないのよ慣れているから。でも、「牛タンパワーですかぁ〜?」とか「牛タンパワーですか?(笑)」じゃなくて、「牛タンパワーですかー?」なのよ!「牛タンパワーですか?」と「牛タンパワーですかー」の時期はもう終わってて!伝わるかな?前後の脈絡とか考えずにただただ真摯にこの疑問文だけを疑問文の言い方で話している人って感じだった。面白くて真似するんだけどどうもできなかった。すごかった…。