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退勤。鬼仕事の中でも徐々に心の余裕(考えながら作業する能力)が生まれてきた。下の下から下の中って感じ。こんなこと言ってるくせに、また上司に投げて終電強制退勤ですがね。投げの精度がよくなった。毎週末鬼仕事のあとアドレナリン出てて、今ある反省点を活かしてマニュアル作れば楽になる!と思いながら寝たら土日だからやる気失って一生やらない。

まだ全然目の前のことに必死すぎて、どうすれば面白くなるか、読む人が楽しいか、とかの視点を入れ込める隙がない。とにかく終わらせることばかりで、デザインもなんとなく、原稿もなんとなくで考えてプロに投げて。

昨日、デザイナーさんに編集部案とデザイナーさん案の2パターンデザインを作ってもらって、私はデザイナーさん案がいいと思った。けど、偉い上司2人は即決で編集部案を選んで、たしかに理由はわかるけど、なんか最初からそっち選ぶ前提で両方作らせたじゃんってなった。かといって、私がデザイナーさんの案がいいと思う理由も、自分の感性でしかなくて、長年誌面を作ってきた上司たちの即決を説得できるほど客観的な理由もなかった。デザイナーさんから受けた説明を自分が上司たちにしっかり伝えるべきだったのに、飲まれてしまった。そのくせデザイナーさんに結果を伝えるときもうまく編集部側の意見を説明できず、「とのことでして…」的な他責になった。ぬう。お前の担当ページだぞ自分。悔しいとかってより、上司たちのセンスが合っているのはそうなので、そのセンスを早く自分に取り入れたいし、元の私のセンスがそれとどうずれているのかを論理的にわかるようになりたい。もうちょい真摯になりたい。