ちゃんとしたい

弾性のあるゲロ

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大好評!(←誰も言ってないしそもそも誰も読んでいない)歌詞に色々いうコーナー。back numberの『瞬き』。

 

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要するに恋より愛ってことだろうけどさ、主張が控えめというか結構守りの技巧。恋派を否定しないようにと作られているのが伝わる。

 

「星が降る夜と眩しい朝」みたいな恋は目で(表面的に)しか楽しめない&ずっと眩しい=付き合いたての一時的なマリカースターよね。けどそれをそんなねえ、瞬きに掛けた素敵な単語にしちゃって!わからんもしかしたら皮肉なのかもだけど。

 

でさ特にすごいのが「類のものじゃない」ね。突き放し具合が絶妙!!!!!「もせずに」の時点で若干恋派を攻撃しているので、バランスを取るために「類」としてまず恋派に対して「自分はそちらではないが、並列する概念としてそちらがあるのもわかります」と弁明。

ここでさっきみたいに「ようなものじゃない」だとちょっと強いんだよね、それだと恋ではないもの(愛など)との関連性が途絶えてしまい、恋がぼっちとして浮いちゃうから。

「類」は聞き心地の良い単語なので、攻撃性がぷすんと抜けていく。多分あそこの1行は「類のものじゃない」を聴かせるためにあると踏んでいる、お洒落な節回し〜。今聴いてみたら「んゔぉのじゃなあ〜〜い」て言ってたから当たりだわ、そこだけハロプロ歌唱で強調してんのよ。

 

あと、散々言われているだろうけど傘を差す対象が大切な人じゃなくて雨じゃん。その理由もね私の予想だと、「大切な人に傘を差すのは自己満足じゃん、愛も結局自己満足じゃん!と恋派に攻撃されないため」です。星と掛けているからとか、大切な人の見えないところで優しくするとかではないと思う。恋派を傷つけないように愛の素晴らしさ語ってみたらバリ遠回しになっちゃったんだと思う。星野源が全方位拾い上げたうえで1形態に昇華しているとしたら、バックナンバーは1つのことに対する予防線を全方位から張ったらみんなのことになっちゃったって感じ。パナップパリパリミルフィーユ状態。